妊娠9ヶ月の赤ちゃんの状態
皮下脂肪がついて顔がふっくらしてきます
- 皮下脂肪がついて丸みを帯び、顔もふっくらしてきます。羊水の刺激から体を守るために全身を覆っていたうぶ毛が薄くなり、「胎脂(たいし)」がその役割を引き継ぎます。
- 「胎脂(たいし)」とは、皮脂腺からの分泌物や新陳代謝で皮膚からはがれた細胞が混じったものです。この頃の赤ちゃんは胎脂(たいし)に覆われていますが、胎脂(たいし)の下には赤ちゃんらしいピンク色の皮膚があります。髪の毛は長くなり、爪も指の先まで伸びてきます。また、内性器、外性器ともに完成します。
- 外見的にも内臓などの完成度も、新生児とほとんど変わらないぐらいまでに成長します。肺、肝臓の機能も万全になりますので、妊娠34週目頃以後であれば、万が一早産の場合でも、ほぼ成熟児と変わらずに育つことができるようになります。
自律神経が発達してきます
自律神経とは、心拍、呼吸などえを調節する働きをもっています。自律神経には交感神経と副交感神経とがあります。この頃から両方の神経が成熟したものになってきます。
発育の個人差が大きくなります
妊娠34週目頃には、いつ産まれても大丈夫なぐらいまでに成長しますが、発育の個人差は大きくなります。
赤ちゃんが元気かどうか調べましょう
NST検査をします。NSTとは「ノンストレステスト」の略で、胎児心拍数と胎動、ママの子宮収縮を同時にモニタリングできる装置です。「胎児心拍数モニタリング」とも呼ばれます。「分娩監視装置」という医療器具をママのお腹につけ、胎動がある時とない時の胎児心拍数を比較し、赤ちゃんが元気かどうか判断します。また、お産が始まってからは、陣痛の強さや間隔、胎児心拍数を同時に観察し、赤ちゃんが苦しがっていないかを調べます。