妊娠8ヶ月の赤ちゃんの状態
妊娠28週目からは妊娠後期です
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心臓など、生存に必要な器官の働きがほぼ完成し、内臓の形や機能は、ほぼ大人に近い状態と言えます。心臓を超音波検査で見ると、左心室、右心室、左心房、右心房の4つにはっきり分かれているのが分かります。
- 腎臓の機能も充実してきて、水分を上手に循環させることができるようになるため、赤ちゃんの体は締まってきます。
骨髄の働きもほぼ完全になります。妊娠4ヶ月頃までは、血液を作る主役は肝臓でしたが、6ヶ月を境に骨髄が主になり、8ヶ月になると完全に主役交代します。腎臓は血液を貯蔵する重要な役割を担います。
- 肺を観察すると、羊水を飲むたびに横隔膜(おうかくまく)が移動する様子を確認できます。誕生に備えて、吸ったり、吐いたりするのに似た運動(呼吸様運動)をしているのです。ただ、肺の働きはまだ未成熟です。健診では超音波検査で、赤ちゃんの肝臓、腎臓、胃、膀胱などの内臓の確認を行うとともに、先天性心奇形など大きな内臓奇形が分かるようになります。
- 体が大きくなり、子宮が窮屈になります。少しでも広い骨盤膣に、一番大きな頭を入れる赤ちゃんが多くなります。このように、頭が下になる正常な形を「頭位」と言います。また、逆子の場合でも、筋肉のついたこの頃の赤ちゃんの動きは活発なため、自分で回転して正常に戻ることがあります。
肥満児にしないように心がけましょう
妊娠28週目頃になると、赤ちゃんには大人と同じだけの60兆個の細胞ができあがります。つまり、赤ちゃんの将来肥満児になるかどうかは、妊娠中のママの食べすぎが大いに影響してくるということです。この頃、食欲が増しますが、上手に食欲を抑えることが赤ちゃんの将来の肥満を防ぐことになります。
もし産まれたとしても、無事に育ちます
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早産の赤ちゃんが無事に育つかどうかは、体重と体の機能の成熟度に左右されます。この頃の赤ちゃんの体重は1,000g超なので、万が一産まれてしまっても、現代の進歩した新生児医療を受けると、ほぼ無事に育つことが可能です。しかし、高度集中医療の助けを借りることになると、ママと赤ちゃんの密接な絆づくりが遅れる心配もあります。
- 早産にならないにこしたことはありません。妊婦健診をしっかり受けて、トラブルの早期発見と早期治療を心がけましょう。